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「マイナスの使い魔」の記事一覧(2 / 4ページ)

マイナスの使い魔 第二十一敗『あんまり虐めちゃ駄目だよ』

「ミソギは誰よりも低い位置にいる存在だ。ミソギは勝てない。誰と戦っても、どう戦っても、ね。彼は常に負け続けることを宿命付けられた存在なのさ」 「それはこれ以上無い欠点(マイナス)じゃない。そんなのが何の自慢になるっていう・・・

マイナスの使い魔 第二十敗『この学院始まって以来の大事件だ!』

『あれは……!』 「ゴーレム。それもトライアングル以上」  禊がオーバーなリアクションを取ると本気なのか疑わしくなるが、そんなことは無視してタバサはいつものトーンで答えた。  巨大なゴーレムはその豪腕で塔の壁面を一撃で打・・・

マイナスの使い魔 第十九敗『生きてきたんだろうね』

 夜のとばりで対面する球磨川禊に、タバサは少なからず戦慄を覚えていた。  戦いの最中で、恐いと思ったことはある。危険に身を晒して、神経が過敏になって自分の鼓動を感じるのも珍しい経験ではない。  しかし、対面しただけで戦う・・・

マイナスの使い魔 第十八敗『美少女と悪事は』

 禊の剣を購入した次の日、ルイズは一人で学院の図書館に足を運び、テーブルで書物を広げていた。  本日の授業はすでに全て終わっているため、今は自由時間となっている。 「これも、駄目」  調べ物は召還とルーンについて。つまり・・・

マイナスの使い魔 第十七敗『僕にはわからないな』

 店の主人がデル公と呼んだ剣は厄介者だった。喋る剣という物珍しさこそあるが、それだけだ。剣としては錆だらけで、ろくに手入れもされてない最低ランクの代物である。 「それ、インテリジェンスソードなの?」 「そうでさ。どこの魔・・・

マイナスの使い魔 第十六敗『格好付かないでしょ?』

 決闘の後も、ルイズは禊を自分の部屋に住まわせている。  少なくとも禊は吸血鬼や危険な類の亜人ではなかった。それよりも最低(マイナス)で最悪(マイナス)な人間だったけど、主人であるルイズが放置するわけにもいかない。  禊・・・

マイナスの使い魔 第十五敗『人間だから』

 広場で繰り広げられた前代未聞の決闘を観戦し、オスマンは一人溜め息を漏らした。 「公爵家の娘は、とてつもなく厄介な者を召喚したもんじゃわい……」  コルベールに決闘の仲裁、そしてルイズとその使い魔の連行を命じ、ロングビル・・・

マイナスの使い魔 第十四敗『どうということもないぜ』

 トリステイン魔法学院の女子寮廊下を男女のペアが歩いていた。意気消沈したルイズと定番の笑みを貼り付けた禊である。  ルイズと禊の両名は休校になった午後の授業時間を、学院の会議室で過ごすことになったのだった。  そこで待っ・・・

マイナスの使い魔 第十三敗『また勝てなかった』

 禊がよく自らを指し示す言葉として使った過負荷(マイナス)とは何なのか、それはこの止まらない鳥肌と、心を濁す不快感がそのまま答えなのだろう。  禊が吸血鬼かもしれないと、少しでも思った自分が馬鹿だった。ましてやエルフだっ・・・

マイナスの使い魔 第十二敗『今日から僕達は』

 何度も。何度も。何度も。  ワルキューレ達が禊を攻め続ける。新たに持たせた槍で刺し、剣で斬りかかる。鮮血がワルキューレと広場を汚し、生徒達から悲鳴が沸く。  その声の勢いは最初の歓声に比べると可愛いものだった。なにせ、・・・

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